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台風被害つづき2

台風15号の被害により千葉県内あちこちで停電や
屋根のブルーシートという生々しい状態にあえぐ中
なにやらまた台風が接近??
今週初めには、館山市や南房総市に
雨による避難勧告が出た。
千葉県で雨による避難勧告が、それも
市の全体にでるなんて私の記憶にはない。
本当に気象は変わっているのだ。
でも。避難勧告っていっても。。
どこに逃げる?

被害が軽く済んだこともあり
母は保険請求の準備にかかっている。
保険は郵便局のものと、もうひとつ
近所で保険の代理店を行っている人がいて
そこでも火災保険に加入しているらしい。
まずそのご近所さんに
窓ガラスや屋根瓦の被害を相談したようだ。
ガラスは写真を撮る間もなく修理してしまった。
母はカメラを持っていない。
ガラケーでも写真は撮れるだろうが
母はそれを知らない、
近くにフィルム付きカメラを扱う店もないし
停電している中、しかも割れた窓から雨が叩きつける状況で
まずガラスを入れてもらうのが
最優先だったのは致し方ない。
母と連絡がついて帰省することを伝えた時
母はカメラを持ってきてほしいと言った。
被害状態の写真を撮るためだ。
私はスマホで撮れば良いと思っていたので
実家用にフィルム付きカメラを用意せずに出てしまった。

おととい、母から電話があり
窓ガラスが割れた時に、強風と共に雨が吹き込んで
水浸しになったタンスが2棹あるのだが
その被害が家財補償の対象になるという。
あの古いタンスが?
50年くらい使っているボロボロのが??
母が水浸しになったこの機会に、
帰省した私たちの車に乗せて
静岡まで運んで処分してほしいと言っていたタンスだ。
しかし車の中は台風被害対策の道具などを詰め込んできたので
タンスを乗せる余裕はないから
次回にしましょう、ということとなっていた。
中身についても数十年放置状態だったのだから
この機会に処分してしまえばいいのだが
母はその踏ん切りができない。
私が貰うというていで、殆どを静岡へ持ち帰っていた。

そのタンスはご近所保険屋さんが見に来てくれて確認し、
運び出してくれたという。
そして補償の請求に中身の写真が必要なのだという。
ええぅ・・
中身と言っても、濡れて湿ったかび臭いようなにおいのものは
こちらに持ってきて直ぐに処分してしまった。
いくつかの肌着類は母がウエスにするといっていたが
殆ど私が持ち帰っており、その半分以上を既に処分済。
まさか、、写真が。。必要??。。
写真は、ひとまとめにした状態で良いというので
仕方ない、持ち帰ったあと処分せずに残った半分近い衣類を
ひとまとめ、ではなく
ふた山にわけてそれぞれの写真を撮った。

こういうことなら、実家で屋根の写真を撮った時
ついでに室内のタンスの写真とか、
引出しから取り出した直後の衣類の写真、
スマホで撮るのだから不要とわかれば
いつでも消去できるのだ、
片っ端から撮っておけば良かった。

ダメもとで、郵便局の保険も相談にいくという。
そうなると、添付する衣類の写真は1枚では不足、
請求先別に2枚必要になるのでは、というので
それでは屋根の写真も2枚必要になるじゃないの、
帰省時には1枚づつしかプリントして
置いてこなかったので、それも合わせて
我が家のプリンタで追加印刷をして
先ほど郵送した。

火災保険に加入はしているが
その請求、という経験はざらにあるわけではない、
掛け捨てで済んで良かったね、という類のものだ。
しかしいざという時、とにかく証拠、証明になるものが必要だ。
平時にはわかっているつもりなのだが
これは不要かも、と思う事でも
全て写真を撮っておく、それから修理、片付け、
これは徹底したい。

まだまだ復旧どころか停電さえ解決していない地区もある、
老人だけのしかも一人暮らしの方も多いと思う。
まずは電気、道路、雨対策だが
その次の段階では補償ということも大きな課題になる。
火災保険への加入とは別に、公からの補償もあるだろう。
誰かのサポートが必要なお宅も多いのではないだろうか。
既に悪徳業者が入り込んで、屋根修理といって
勝手に工事をして多額の費用請求をしているという報道もあるし
補償がらみの詐欺商法もあるだろう。
被災した上に更に悪徳業者や詐欺の餌食にされるなどと
いうことのないように願うばかりだ。
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台風被害つづき

台風15号による広範囲な被害で1週間経っても
まだ全容把握がしきれていなかったり
電力復旧見込みも二転三転しているが
まずは実家の応急手当の為に週末帰省した。

東京湾を横断するフェリーで久里浜から浜金谷へ向かう。
フェリーから望む房総半島は
山々が幾重にも連なっている半島だと改めて思う。

20190916-1

9月14日、フェリーで渡った先、浜金谷港は停電中。
道路に出た途端、傾いた電柱、信号機、
ひしゃげてカーペットを巻いたようにロール状に落ちているトタン屋根、
崩れ落ちた外壁や、瓦がなくなっている屋根、
倒れた樹々、それらを掃除する人々。
こんなことが起きるとは考えてもいない土地だった。
道路沿いに無傷に見えるお宅のすぐ後ろで
屋根が半分飛んでいるお宅があったりするので
風の通り具合は全く分からない。
家にいた人は恐ろしかっただろう。

実家は本当に軽い被害だった。
瓦が数枚ズレたところと、

20190916-2

わかりづらいが、瓦が1列、浮いているように見えるところ、
その他、玄関前に2枚くらい落ちている瓦があったが
それがどこから落ちたのかはわからない。
2階の小さな窓が外から飛んできた材木がささって
割れたため、そこから雨が吹き込んできた、
その影響なのかどこからか雨が屋内を伝ったのかわからないが
割れた窓の下の階にある廊下が一時水浸しになったという。

20190916-3

ずれた瓦はベランダから直ぐのところなので
連れ合いと弟で応急処置をすることが出来たが
その他は高所で危険なのと、
とりあえず雨漏りの不安がないようなので
様子を見ることとした。
次に強い風が吹いたとき、浮いている瓦が飛んだり落ちたりという
不安はもちろんあるが、素人が上ってブルーシートを張れるような
場所ではない。張ったシートが風にあおられないように
土嚢を置くが、その土嚢の準備も土嚢袋が売り切れている。
土嚢を作ってそれを屋根に持ち上げて、は容易な作業ではない。
災害派遣された自衛隊によるブルーシート張り支援も見かけたが
圧倒的に職人の手が足りず、天候悪化の予報が出ている中
慣れない人が作業をして落下する事故が多発した。
救急車の音がやまず、夕方には市役所の広報車が
高所作業の自粛と注意を呼び掛けていた。
しかし雨漏りの不安以外に、不安定な状態で残っている瓦が
二次災害を起こす恐れもあり、作業をせざるを得ない、のが人情だろう。

屋根以外にも被害はでていて、
台所の窓にある面格子が曲がってしまった、
これは既に2階ガラス窓と一緒に職人さんに修理してもらってあるが
室外の換気扇フードに何かが飛んできたらしくへこんでいた。
その傍の外壁に何か刺さっている。

20190916-4

手裏剣のようにささっていたのは細いトタンのかけらだった。
ひょっとするとこれが換気扇にぶつかったのち
ここに刺さったのかもしれない。
前にある倉庫の屋根の破片だと思われる。
トタンは風にあおられると脆いものだと実感する。
とんでもないところまで飛んで、被害を広げる。
夜間の台風だったから外に人がでていることも
殆ど無かっただろうが、これが日中で人が外にいて
この破片が飛んできて刺さったら、
屋根のレンガが直撃したら、と思うと恐ろしい。

20190916-5

実家の周辺は町の中なので
電気が復旧し、お店に品物が揃いだしていて
ブルーシートが目に入らなければ静かな日常に見えるが
破損した家屋の手当てが追い付かない風景はあちこちにある。
様々理由はあるだろうが、
一つには老人だけで住む家(実家のように)のほかに
住む人のいなくなった家、という問題がある。
老人だけであってもそこに住んでいる人がいれば
困窮状態を伝えることができ、支援を求めることも可能だ。
町内で聞き取りをすることもできる。
(対応してもらえるまで時間がかかるけれど)
しかし空き家となった家は近所の人たちが気にしてくれても
自分のところで精いっぱい、空き家まで手が回らない、
というのが実情になる。
親類の家がまさにそうだった。

叔母が一人で住んでいたのだが
昨年介護ホームに入り、今年亡くなった、
昨年から実質空き家状態だ。
息子が3人いるが、皆土地を離れていて
定期的に家の様子を見に来るのは1人だけ。
その家の状態が心配で母を連れて見に行くと
予想以上の惨状だった。
瓦が四方八方に飛んでしまっている、
四方ぐるりと畑なのだがかなり遠くの道路まで
瓦が飛んでいたらしい。
畑に突き刺さった瓦は容易に抜けない。

20190916-6

天候悪化の予報がある中、この状態で放置すると
屋根に残った瓦が落ちたり飛んだりする恐れがある。
実家へと用意したブルーシートが残っていたので
緊急手当てをしていこうか、
作業には時間がかかるので、一旦母を家に連れ帰り、
午後に出直そうという事となった。
するとそれを見ていた近所の人が、
「なにもしない?」と怪訝そうに言ってきた。
片付けるなりなんなりの作業をすると思ったのだろう、
ひょっとするとこの家の瓦が飛んできてガラスを割ってしまった
お宅もあるかもしれない。
台風による被害は誰が悪いわけではないが
直ぐに対策をしなかったための二次被害は
そういうわけにはいかない、それは正直なところだろう。
復旧もままならない中、被害拡大は避けたいのは本音。
私「ブルーシートはあるので」
ご近所「シートがあっても仕方ないよ、張らないと」
私「母がいるので出直してきます」
ご近所「土嚢で押さえないとシートが飛ぶよ」
土嚢袋はホームセンターでは既に売り切れていた。
ブルーシートとロープは店頭にあるのだが。。
それに土嚢袋を海岸にもっていき砂を入れて、
それを屋根まで上げて、と言う作業を私たち夫婦だけでは
やりきれない、日が暮れる時間のことを考えると
シートをかぶせて、ロープで固定するのが精いっぱいだった。

連れ合いが計算してロープだけで固定する方法を考え
必要なロープなどを買いそろえて作業を始めた。
準備だけで1時間近くかかる。
やっと連れ合いが屋根に登りだしたとき、
別の従姉夫婦がやはりこの家を心配して見に来てくれた。
地元にいる人なので、母の事も小まめに気にかけてくれている。
その旦那さんが大工さんだった。
私たちにしてみれば地獄に仏、のようなものだが
従姉たちにしてみれば思いがけない作業に巻き込んでしまった。
既に30件くらいの家の屋根を修理に歩いたという、
大工さんはやはりプロだ、足取り軽くひょいひょいと屋根に登る。
素人仕事のダメだしをしながらも足りない材料でできるだけの手当てを
てきぱきと指示して進めてくれる。
予報が出されている夜間からの強風と雨にどの程度
耐えてくれるか、翌日にはその家の息子が見に来ると言うので
あとの手当てはその従兄にまかせることとした。

空は秋模様。
ここだけ見ていると爽やかな雲なのだが。。

20190916-7

今月末近くまで復旧にかかる地域があるという。
夜間、遠くの街灯りが見えたら
なぜ自分たちのところはまだ暗いままなのだ、
と悲しくなり怒りもでてくるだろう。
東電の人だろうか、電柱の被害状況を一つ一つ
確認しながら車が走る狭い道を歩いているのが見えた。
現場は皆やるべきことをやっているのだが。。

房総半島は低いながら山が折り重なっていて
狭い曲がりくねった道を行かねばならない集落も多い。
東日本大震災でも言われたように海側から支援に入る工夫は
考えられないのだろうか。
救助と救援の手立てを多種多様に準備できることが
国の知恵と体力なんじゃないのかしらん。。

台風被害

台風15号の被害が日に日に大きく報道されるようになった。
当初は驚くほど報道量が少なく感じられ
SNSによる発信が頼り、の心もとない日々だった。
というのも実家が千葉県の房総にあるからだ。
房総でも過去に台風被害がでたことはあるが
それはごく限られた地区のことで
今回はまさに広域にわたる災害級、
8年前の東日本大震災の時すら、こんな被害にはならなかったし
私も親の心配をすることはなかった。
最大の要因が停電だ。
しかもこの酷暑が更に不安を大きくする。
なおかつ、連絡が取れないことの焦り。
弟は成田空港近くの会社から身動きが取れず、
LINEで現況を聞くものの、直接の確認ではないから
どうやら母は元気でいるらしい、までしかわからない。
幸い母は非常に濃厚で強い地元ネットワークを持っているので
孤立する不安はない、必ず誰かが安否確認に寄ってくれる。
とにかく、心配なのはこの暑さだった。
電気の復旧が明日、更にその次、と繰り下がるにつれ
不安が増していく。
昼夜問わずの暑さに体力が落ちるのではないか??
流石に冷蔵庫の中身もダメになってくるのではないか?

通行止めだった高速道路が開通したというので
週末に連れ合いと共に帰省することとした。
それまでには電気復旧するかもと思いつつ
ひょっとしたらダメかもしれない、
母を静岡へ連れてくることも考えていた。

雨漏りや窓ガラスが割れているという話も聞いたので
大きめのブルーシートと固定用のテープ、
コーキング材、そしてコンパネを持っていくこととした。
お隣さんも被害があるだろうから
その分も予備に揃えて。

そうこうしているうちに、昨夜、突然母から電話が入った。
午後3時過ぎに電気が復旧したという。
電気が復旧して母がまずしたことが以下のこと。
①溜まっていた洗濯をする
②ご飯を炊く
③お風呂を沸かしてはいる
数日ぶりにお風呂につかり、
汚れものを洗濯し、炊き立てのご飯を食べて
さっぱりしたところで娘である私へ電話をしてきた。
(おそらく弟にはその前に連絡をしたとは思う。)
電気が通っていの一番に子供に連絡、
ではなくその前に生活を整えることを優先した母、
電気が復旧した安ど感と
汚れ物を洗い、汗を流した解放感で非常に元気である。
お隣の瓦が飛んできて窓ガラスが割れたようだが
長年付き合いのある工務店に相談したところ
直ぐに建具屋さんを手配して修理にきてくれたという。
その工務店も雨漏り被害を受けているのに
有難いことだ。

何が一番困ったか、というと実はトイレだったという。
幸い、実家付近は停電以外は問題なく、
(これが最も大きな問題なのだが)
水道は使えたのだが、我が家の場合、
トイレの水は井戸水をポンプで汲み上げて使っていたので
それが停電で使えなくなった。
どうしたか?、全く知らなかったのだが、
母は災害用のトイレセットを用意してあった。
洋式トイレにシートを敷いてトイレットペーパーを敷いて使い、
薬を撒いて固め、更にトイレットペーパーを重ねて繰り返し
使うことが出来るとは、母の説明だ。
後は可燃ごみで処分できるという。
それを初めて今回使い、数日乗り切ったという。
これには正直驚いた。

熱中症が気になって仕方なかった私は
「暑かったでしょう、どうしてた?」
母「窓をあけていたよ、暑かったよー!」
無事なのでこれ以上言うことはないが。。

親類の家ではベランダが飛んだらしいし、
テレビで見る被害を思うと奇跡的な被害の軽さだ。
案の定、日に数人、顔を見に寄ってくれたという。
食事の心配をしてくれる人もいたというので
有難いことだ。

結局、母は市役所が提供する支援を知らず、
受けることもなく過ごすことが出来た。
地元の市役所が発信する支援情報は私のスマホにも
入ってくるようになってはいるが、
それを母に伝える手段がなく、更に伝えたとしても
例えばスマホの充電設備がどこそこの公共機関にあります、とか
屋根の損傷対策にブルーシート配布します、とかの通知は
母には殆ど無効だ。ブルーシートを貰ってもどうしようもできないし
高齢の母が炎天下、歩いて携帯の充電に行くことはあり得ない。
誰かが車を出してくれることは大いにあり得ることだが
母にとっては、そこまでして頼りたい支援ではなかった、ということだ。

台風の来る前の土曜日の朝に母と電話で話したときは
母「いつも台風が来るっていうけどこのあたりは何ともないよ」
私「でも今度のは千葉を直撃するみたいだから気を付けて」
そんな呑気な会話だった。
迷惑電話対策ばかりが頭にあって、
迂闊にもこのような災害には無策だった。
例えば台風でなくても停電事故と言うのはあり得ることだ。
断水だって起きるだろう。母は給水車まで水を貰いにいくのはムリ。
2リットルのペットボトルを運んだり開けたりも難儀だ。

改めて、離れて暮らす高齢の親、
そして自分自身も高齢者の入口に臨む世代だ、
どんな対策を工夫するかを考えねばならない。
これを身をもって痛感した週だ。

まだまだ停電、断水が続く。
千葉県に限らず、島しょ部もそうだ。
被害を受けた人たちのSNS発信は有効だ。
しかしマスコミにはそのSNS発信に頼るだけでなく
全体像と有効な支援情報などの発信を、
そして災害時に留意すべき取材ルールの構築を願いたい。
災害の多い小さな国なりの報道態勢があっても良いのでは?
偶然、内閣改造の時期でもあった。
初めて国民に対して言葉を発する機会であったのに
大きな被害を受けている人たちに寄りそう言葉を
自然に発することが出来る人が見当たらなかったのも記憶に残る風景だ。

迷惑電話防止機能

義母から電話がかかってくる。
息子である連れ合いに、ではなく
その嫁である私に、と言う時はほぼ100%「電話機」のことだ。
義母宅の電話機を「迷惑電話防止機能」付きのものに変えた。

電話機

電話機を選び、購入し(費用は義母の負担)、
電話帳登録までは全て私が行っている。
なので義母の中では電話機のことは私に連絡、となっている。

義母から電話がくる、ということは
トラブルがらみ、ということだが案の定
義母からクレームがついてきた。
正確に言うと、義母ではなくその友人からのクレームだ。
電話帳登録した人以外からの受信時には
「この電話は迷惑電話防止のため録音されます。」
というメッセージが流れる。
電話機選定時の最大の条件がこのメッセージの有無だった。
そしてその友人が義母に電話をかけたさい
このメッセージが流れてしまったわけだ。
電話帳登録したときに、おそらく登録漏れになってしまった人が
数人くらいはいるだろうことは、想定内だった。
義母に電話帳登録の説明をして、
電話機に登録してほしい人を教えてほしい、と聞いたが
答えが的を得なかったせいもある。
まあ後から随時追加登録していけばいいや、と思ったのだ。
クレームをつけてきた義母の友人は
最も、頻繁に義母と電話のやり取りをしている人で
義母の同級生だから90歳か91歳か。
「電話が録音されているなんて私はイヤだ。」と義母に訴えたらしい。
まあ、いつものように友達に電話したら
突然「録音します」なんてメッセージが流れたら
驚くし、至極当然な反応ではある。
でも誰も通話の録音なんてわざわざ聞いたりはしないけどね。
義母はこの訴えにびっくりして私に電話をしてきた。
「電話機が変なことを言うようだが、それを直してほしい」
メッセージそのものを流れないようにしてほしいというので
それは出来ないと説明したが、もちろん義母は理解できない。
後日、義母宅に行きその友人の電話番号を登録した。
もしこの人のほかに「録音します」と言われたという人がいたら
その人の名前と電話番号を教えて、と義母に伝えたが
兎にも角にも、そのメッセージを流さないでほしいという。
「それはダメ」ここはきっぱりと言う。
きっぱりと言うと、義母もその時は黙る。
もちろん納得はしていない。
顔を見ればそれはわかる。

案の定その後も、義母から
電話機のメッセージについて何とかしてほしいという連絡が入った。
私「この間、登録した人のほかに録音されるのが嫌と言う人がいるの?」
義母「皆が録音されるからイヤって言っている。」
 (「皆」という言い方は怪しい)
私「皆って誰?名前だけでもメモしておいて。」
義母「とにかくこの電話機はいやだ、前に使っていたのはどこだ、
それに戻してくれればいい。」
 (前の電話機は我が家で保管しているが)
私「前の電話機はありません、もう使えません。」
義母「じゃあ、電話局に電話する。」
 (メッセージを流さないように頼む、ということらしい)
私「電話局は関係ないよ。」
義母「どこで買ったの?」
 (返品するということなのかな?)
私「近くのお店ではないよ、あちこち探し回って見つけた。」
 (Amazonなんていってもわからないし)
こんな感じで押し問答、
私「お友達の番号を登録すれば解決するからその人の名前と
番号をメモしておいてくれたら、登録するよ。」
義母「メモなんて面倒くさい」
このあたりで義母、切れだして「もういいよ。」
私「よくないよ、友達が嫌がっているんでしょ?」
義母「もういい!」
私「今度行くから」
義母「来ないでいい!」
最後はケンカモード。

義母に残っているのは友人から
クレームがついたこと、
その記憶が時々思い浮かぶのだろう、
それで私への電話、となる。
実際、それ以外にこのメッセージに反応している人が
どの程度いるのかはわからない。
最初のクレームが深く刻まれたことは
ひょっとしたら私の初動時のミスなのかもしれないが
義母の言動をみていると不安と不満と不信が
家族と接するときの原点になっているように思えるので
たまたま今回は私が標的になっただけ、
と言う気持ちもある。
そして義母は私へ電話したことは翌日には忘れている、
今はそこまで認知症が進んでいる。

非常食

8月も終わりに近づくと
9月1日の防災の日に向けて避難訓練や非常持ち出し品という
言葉が目に入るようになる。

昨今、「命を守る手立てを」という訴えを耳にする機会が増えた。
非常持ち出し品、もちろん準備しているが
先ず最優先は「命を守る」ことになる、
その次に私が関心をもつのは「食料」だ。
災害時、というと専用の非常食品、備蓄食料というのがまず頭に浮かぶ。
「ローリングストック」などという言葉は最近知って
なるほど、と思ってはいるが
3年なり、5年なり保管できる専用食料というのも捨てがたい。

5年保管できるという非常食セットを購入していた。
ネット通販でセット購入したものだ
その5年が過ぎるので、味見がてらに食べてみる。
ご飯もの、総菜、甘いもの、パン、もち等々の詰め合わせ。

20190830

まず、ご飯。
水、または湯を入れてある程度の時間を待って食べることが出来る、
これは最も馴染みがある。
パック式のご飯なども利用したことがあるから感覚が同じでいける。
これには例えばふりかけや海苔、汁物があれば十分いける。
炊き込みご飯タイプも食べやすい。
次はパン。
缶入りパンはちょっと食べづらい。
パサパサしていて、口の中で噛みづらいというか
飲み込みづらいというか。。
水分が必要だ。
総菜。
キンピラや肉じゃがを食べてみた。
ちょっと甘みが強いかな。
餅。
いそべ餅、水で戻すのだが、「餅」とは別物、と思うといいかなあ。
噛み応えは頼りなく、つるりんと喉を滑りこむような?
均等に水につからなかった部分は粉っぽい。
甘味。
ぜんざいを試す。
そのままでも、湯煎で温めても。
これも甘みが強い。2人で分けるくらいで良いかも。

被災したら気持ちも体も余裕がなくなるだろう、
まず口に入れば、という状態からスタートだと思うが
少しは自分の口に合うものを準備出来たら、と思う。
非常食セットは便利だけど食べやすさも大事、
高齢になれば、食感の相性は大事になる。

非常食セットにお世話になることもなく5年過ぎたことに
まずは感謝する。
そして次の備えをどうするか、
今回の味見の結果を踏まえ、セット購入ではなく
取捨選択して購入してみよう。
ローリングストック法も取り入れて考えよう。
もちろん、水も重要だし、
それ以外に非常トイレ、医薬品、衣類などの
点検もしなくては。

そんなことを考える矢先に九州での大雨豪雨被害。
この数年間、日本は水没するの?と思うくらい
水にまつわる災害が続く。
災害は地震だけではない、と思い知らされる。
災害についてはどんな脅威があるのか
自分の身に引き寄せて想像しておきたい。
そして自分がしてほしい、
あるいはしてほしくない支援ということも
備えの準備の中で考えたい。

プロフィール

blogxxshio

Author:blogxxshio
昨日から引き続き変わり映えしない
一日一日と思っていても
あらま!
気づけば60歳を超えました。
子どもの頃の「還暦」って
すごぉく年齢が上の人、
と思っていたけど
いざ自分がそうなると、
「それが?」って感じ?
そんな日々の記録です。
それでも「老後」は
一つのキーワード。

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